酸化還元反応を利用する電池の歴史をたどり、次々と行われた技術改良について学びました。
電池は私達の日常生活に欠かせない商品であり、1800年のボルタの発明以来多くの技術改良が行われ、今日も進化を続け多くの特許が出願されています。
ボルタ電池、ダニエル電池、鉛蓄電池までは図解を行い、反応式もしっかりと読み解いて、動作原理と工夫、欠点とその後の改良などについて理解できたと思います。
ところがマンガン乾電池で様子が変わりました。
岡野の化学では負極の反応で生成した亜鉛イオンがアンモニウムイオンと反応してテトラアンミン亜鉛(II)イオンが生成される、と説明されています。
電解質は塩化アンモニウムの他にも塩化亜鉛があるのに、こちらはどうなるのか?と思いWEB上の情報にあたってみました。
マンガン乾電池には正極反応と負極反応につづき複雑な後続反応が起こります。
しかも反応が進むにつれて別の反応へ移行していきます。とても難しくて本質的な理解は今後の課題ですが、この後続反応の変化のために放電が進むにつれて電位が低下していくことは理解できました。
電池に関しては化学の勉強と並行して情報を収集し、今後の明細書学習にもつなげていきたいと思います。
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