2022年3Q振り返り

2022年も残り3か月弱となりました。
7月~9月の学習内容を振り返りました。

この3か月は以下の学習を中心に行いました。

1.生物、統計の勉強

今年の5月から始めた生物、バイオ分野の勉強を続けました。
時間がとれる8月の夏休みを活用して、入門書で幅広く基礎知識を習得しました。

忙しい人のための代謝学

好きになる分子生物学

好きになる生理学

好きになる微生物学

2.特許、請求項

今年の1月に特許制度や請求項の形式などについて学習しました。
教材は、パテントサロンのバックナンバーや特許事務所の記事などを使用しました。

もう少し体系的に学習する必要があると感じていたので、レバレッジ特許翻訳講座の受講生・卒業生のブログや講座の動画で紹介されている以下の参考書を読みました。

日米欧三極共通 特許クレームドラフティング

米国特許クレーム作成マニュアル

『日米欧三極共通 特許クレームドラフティング』は、外国出願を前提とした日本語特許作成の考え方が記載されています。効果的な特許の作成のために、米国特許の規則やプラクティス(実務)が最も重視されています。

したがって、『米国特許クレーム作成マニュアル』と共通の視点や根拠に基づく記述が数多くあり、同じことを表と裏(日本語と英語の特許)から学ぶことができ、理解が深まりました。

6月に集中的に請求項の翻訳の仕方について取り組んだときには、苦手意識のあった請求項の訳し方を身につけるのに必死でした。これら2冊の参考書により、背景にある考え方や規則について理解した上で請求項を翻訳する重要性を学ぶことができました。

3.NMR, MRI

8月後半よりNMR、MRIの勉強を始めました。

前回のブログで書いたとおり、必要な知識を参考書で補いながら、明細書の対訳学習をしています。電気回路、医療機器、分析機器、バイオなどいろんな方面に広がりのあるテーマなので、翻訳の練習をしながら専門知識を広げていければと考えています。

4. 明細書について

レバレッジ特許翻訳講座を受講開始して2年が経過しました。
化学、物理、数学、生物などの基礎固め、CATツールや正規表現などITツール関連などに
多くの時間を使いました。私は、一つのテーマに集中して取り組む方が、学習が進んでいることが実感できるのでモチベーションが上がるようです。

それもあって、これまでに読んだ明細書は約100件です。
分野は機械30%、分析機器20%、メディカル20%、電気15%、化学10%、その他5%でした。幅広く読んでいますが、件数自体が少なく、絞り込みもできていないので、
今後明細書を使った学習を加速して得意分野を確立していきたいと思います。

後はトライアルに再応募です。

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ABOUT US

Translearner
IT機器メーカーの会社員です(営業・マーケティング職)。 退職したあとプロの特許翻訳者としてデビューするために勉強をはじめました。  2020年10月よりレバレッジ特許翻訳講座を受講しています(第10期生)。 理科の基礎知識から積み上げて、最終的には信頼される翻訳者になることが目標です。