芳香族化合物(続き)

フェノールの製法(43)まで動画を視聴しました。

芳香族の章ではこれまで以上に様々な化学反応が出てくるので、
巻き矢印を使った反応機構をノートに書いて読み取る練習をしています。

少しづつ慣れてきたと思いますが、しばらくすると意味不明の記号に戻っており、時間をかけて読み解かないと反応の展開をトレース出来ません。しかし、少なくとも違和感は減っており、進歩してるはずと自分に言い聞かせています。

以下のような、特許明細書を理解する上で重要になる化合物の性質とその背景も図を書きながら理解する努力を続けます。

  • 芳香族の性質(p電子が共役系全体に非局在化することで安定化)
  • クレゾール(3種類の構造異性体)
  • サリチル酸(隣同士のヒドロキシ基とカルボキシル基の分子内水素結合)
  • アニリン(窒素原子上の非共有電子対があり弱塩基性)
  • アミン(第二級アミンは第一級、第三級より塩基性が強い、※立体障害)
  • 配位結合(二つの原子の一方からのみ結合電子が分子軌道に提供される化学結合)

中学・高校の化学分野の蓄積がゼロのため『酸と塩基』のような基本概念は鬼門です。
定義に使われている用語の定義を調べ、その説明で出てくる用語をまた調べています。

  • 塩(酸由来の陰イオンと塩基由来の陽イオンとがイオン結合した化合物)
  • 酸と塩基(3つの定義:水素イオン/水酸化イオン、プロトン、電子対)

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Translearner
IT機器メーカーの会社員です(営業・マーケティング職)。 退職したあとプロの特許翻訳者としてデビューするために勉強をはじめました。  2020年10月よりレバレッジ特許翻訳講座を受講しています(第10期生)。 理科の基礎知識から積み上げて、最終的には信頼される翻訳者になることが目標です。