Varian-GC/MS特許を読む(2)~(26)

はじめて対訳シリーズに取り組むにあたって、自分に必要なスキルを習得する上で効果的なやり方を探りながら進めています。

ガスクロマトグラフィー及び質量分析についての基礎知識を仕入れ、図面の読み込みを行って明細書の概要を頭に入れから動画の視聴を始めました。

Tradosの基礎操作も復習し、KH CoderとEKWordsで用語抽出も行い、CATツール活用とメモリ・用語集構築の練習を開始できるよう準備をしました。

ところが、動画の説明を聞く、不足している背景知識を補充する、慣れないTradosを操作する、これらを同時に行っていては、何を習得するのかが不明確になってしまうと気づきました。

そこで、秀丸に原文、公開訳をインプット(クリップアウト2000を活用)して、そこに自力翻訳を追加しました(発明の概要まで)。

当たり前のことですが、英文が読めていると自分では感じていても読むと訳すでは大違い。
精神的な負担が大きく、「翻訳作業スキル」の構築が最優先の課題だと認識しました。

明細書の「詳細な説明」に入った(10)あたりから、講座の手法(分割と結合)に忠実に従って自分で翻訳を行い、管理人さんの翻訳と比較しながら動画視聴を進めています。

明細書の理解(技術背景の理解)をベースとした文の構造把握が重要なことはもちろんですが、訳語確定(辞書、ウェブサイト、専門用語のスタイル)、「及び」「並びに」「かつ」の使い分け(要不要も含む)、不定詞の訳し方(副詞用法)などいろんな気づきをメモしています。

今後、秀丸からTradosへ作業内容をコピーして、マルチターム、用語ベースへの登録を行っていく予定です。

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