トライアルレビュー(B)の題材となっている、燃焼機関用の排気管の防音に関する特許を翻訳しました。
昨年末より化学分析機器に取り組んできました。
ICP関連は、技術内容の理解、専門用語の蓄積も進みました。
当初はこのまま他の分析機器に対象を拡げていくつもりでした。
しかしトライアルに応募する前に、他の分野の対訳学習をしてみるのも
よいと考え、トライアルレビュー(B)の特許を翻訳し、講座の動画(1~12)を視聴しました。
機械系とは言っても、技術分野は騒音・防音・遮音など音響を対象としており、
基礎知識を調べながらの翻訳は負荷の高い作業でした。
まだ実務で求められる速度で翻訳できているわけではありませんが、
新しい分野では最初はスピードが出ないということをあらためて実感しました。
図面の多い明細書だったので、翻訳前に書き込みをして翻訳中に参照しながら訳文を生成しました。本文の部品番号の誤記も図面と照らし合わせて修正を行いました。
翻訳後にツール類を使って校正を行いました。
チェックで見つかるミスはこれまでより減っていますが、
一回目の翻訳作業でもっと精度を上げておきたいと感じました。
自力翻訳を一歩一歩積み重ねていますが、これまで見過ごしてきたことが
気になってきます。
英語の基本的な単語をもう一度言葉の原義から調べ直したり、
日本語の表現をコロケーションや類語辞典にあたって検討したり、
調べる回数は以前より増えています。
1度検索した内容は「知子の情報」で検索可能な形で蓄積していますので、
将来のスピードアップに役立つと期待しています。
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