特許明細書、請求項の関連動画を視聴し、請求項の読み方・訳し方について勉強しました。
明細書を活用して化学・物理の復習を行っています。いくつかの明細書を精読することで構造や記述方法のパターンについても少しづつ慣れてきました。
しかし、実施例や図面を読み込んで内容を理解した後でなければ、独特の表現方法をとる請求項については、ほとんど内容を理解することは出来ません。
自己流で請求項をマインドマップに整理していたのですが、ただ内容をまとめ直すだけであり、その構造を明らかにするところまでは至っていませんでした。
そこで「請求項」「特許明細書」がタイトルに入っている講座の動画を視聴して、請求項を読むために必要な知識について確認を行いました。
0252 特許明細書の書き方(1)
0548 請求項の処理方法
0991 請求項について
0992 特許情報プラットフォームを活用した請求項の訳出方法の検討
1070 請求項の読み方
1188 請求項の構造解析(Q&A)
1816 特許明細書はどこから読むべきか
1371 請求項の「前記」
1838 請求項の読み方
2084 請求項を作成できるようになるために
3196 請求項の訳し方
請求項の中にはパズルのように入れ子になっている複雑なものもあり、文章構造の分析を行うと正確に内容を理解する助けになることが分かりました。
動画で行われている作業を参考に、この一週間は、上位概念と下位概念の包摂関係が理解できるように切り分けて階層化する作業を秀丸やXmind Proを使って練習しました。
英語と日本語の文の順序の違いを残しながら、その構造が視覚的にとらえやすいような階層化の仕方を工夫してみました。今後明細書を読む時にやってみようと思います。
また動画で参照されている知財専門誌、特許庁、翻訳会社などの参考情報で補充を行いました。
特許明細書は技術英語であり、それに加えて法律的配慮が必要だということ、法律で定義される日米欧の明細書構造には共通部分と異なる部分があること、発明の権利化や外国語出願を前提として様々な表現の工夫が行われていること、などについて知ることが出来ました。
明細書を読む練習とあわせて、法律的配慮に関する理解、翻訳する上で知っておくべきことなどについて更に学んでいきたいと思います。
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